麻薬が結びつけた武装勢力

アフガニスタンでは麻薬の栽培が盛んに行われている。
その麻薬が、かつては対立していたタリバンと、その他の武装勢力を結びつけている。
かつてのタリバンは麻薬を禁止していたのだが、現在ではタリバン自身がケシの栽培をも行っている。
そうやって得た富を使い、タリバンは再びその勢力を拡大させている。

一方ケシの栽培農家は栽培してもまったく貧困からダシュツすることが出来ず、その苦しさから逃れる為に自らアヘンをすうようになる。
子供を病院に送ることも出来ないので、その内子供にもアヘンをすわせるようになるのだ。

アフガニスタンの麻薬問題

世界の９０％の麻薬が、今やアフガニスタンで生産されている。
その麻薬の売り上げがテロの資金となっているというのだ。

なぜ、人々はケシの栽培に手を染めてしまうのか。

アフガニスタンでは現在麻薬中毒社が急増している。
街ではバイヤーが徘徊し、１グラム２ドルでヘロインを売買している。
ちなみにヘロインの中毒性はかなり強い。

国境の山岳地帯では麻薬の栽培が行われている。
政権交代後も生活がまったく改善しない山岳地帯の人々はほとんど収入がない。
そのためケシの栽培を行うのだが、売値は描いてのイイねで決まってしまい、まったく儲からない。彼らの作ったケシは近隣の武装勢力が買取っている。
彼らは麻薬を製造販売し、武器購入に充てている。

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グローバル化によって減る中産階級の仕事

ワーキングプア問題の原因の一つはグローバル化らしい。
中産階級の仕事がグローバル化によって、賃金の安い海外に流失しているというのだ。

一方でアメリカでは住宅価格が増加することで、食べるにも困る現状の中産階級が増えてきている。

また、ワーキングプアは働いているがために貧しく見えないという問題を抱えている。
実際には働いていても貧しいという状況はあるにも関わらず、働いている限りは貧しくないと、貧しい人々自身が自分たちの貧しさに気づいていないというのだ。

ちなみに私も賃金を考えると貧しい人の１人だと思う。

このワーキングプア問題、この最もやっかいな点はワーキングプアは世代を超えて連鎖するという点だ。
貧しい家庭で育った子供は様々な機会が少なく絶えず忙しいため、チャンスも無いのである。

先進国の深刻なワーキングプア

ワーキングプアという言葉をご存知だろうか。
働いても働いても充分な収入を得ることが出来ず貧困から抜け出すことが出来ない人達が増えている。

実は世界の貧困率の第１位はアメリカ、２位は日本となっているのをご存知だろうか。
ちなみに貧困層とは国民の平均所得の半分以下の所得で生活している人々のことを言う。

このワーキングプア問題の最先端を行くアメリカの状況をクローズアップ現代では取り上げていた。

最も大きな問題は賃金が低すぎると言うこと。
その為、どれだけ働いても豊かにはなれない。
一見豊かな国ほどそういった問題を抱えているのは何故だろう。
実は、アメリカでは現在中産階級にまで貧困層が及んでいる。

番組で取り上げられていた人々は、事故などで退職した後の再就職先が見つからず、ようやく見つけた労働も賃金が安すぎるため借金だけがたまっていく。
貧富の格差が急激に広がりつつけている。
貧困層が増える一方で富裕層も急激に拡大している。