クローズアップ現代を見て一言
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経済
眠れないバス運転手たち~規制緩和の陰で~
過去の記事から
2月18日、大阪・吹田市でスキーツアーの観光バスが道路脇の橋脚に衝突し27人が死傷する事故が起きた。
運転していた21歳のバスドライバーは警察の取り調べに対し、「今月に入って休みは一日しかなかった」「うとうとしていて分離帯にぶつかった」と居眠り運転を認めている。
「激安」をうたう様々なツアーが溢れる陰で、ツアー会社から仕事を請け負うバス会社は激しい価格競争に晒されている。
7年前の規制緩和によって、バス会社の数は1.6倍に急増。
厳しい経営を強いられる会社が増えるなか、ドライバーの労働環境は益々劣悪なものとなっている。
バスをはじめ長距離トラックも厳しい環境におかれているようだ。
先日ニュースでトラックの衝突事故が500メートルおきに3台続いたニュースがあったように思うが、これも、過剰労働が一員ではないかと思う。
成果主義を追及すると同時に、その成果主義が労働賃金に大きく反映してくるようになると、働いている側は無理をしがちになる。
それはが結果として自己などの取り返しの付かない事態を引き起こすのだけれども、多くの人はそれがおこるまでは眼をつぶって知らない不利をしがちだ。
成果主義はつまりはどれだけの仕事をとってこれるかの競争がメインで、それを以下に安い経費で行なうことができるかと言うのが次についてくる。
会社としてはどんどん仕事を増やしたいので、営業費よりも経費の削減の方を優先しがちなのだろう。
それが間違っているとはいえないが、営業費用は競争が無ければ不要な費用だとも思える。
成果主義の競争が、無駄をそぎ落としているだけとは思えない。
先行きがどうも見えず、いったい世の中どうなっていくのか不安である。
過去の記事から
2月18日、大阪・吹田市でスキーツアーの観光バスが道路脇の橋脚に衝突し27人が死傷する事故が起きた。
運転していた21歳のバスドライバーは警察の取り調べに対し、「今月に入って休みは一日しかなかった」「うとうとしていて分離帯にぶつかった」と居眠り運転を認めている。
「激安」をうたう様々なツアーが溢れる陰で、ツアー会社から仕事を請け負うバス会社は激しい価格競争に晒されている。
7年前の規制緩和によって、バス会社の数は1.6倍に急増。
厳しい経営を強いられる会社が増えるなか、ドライバーの労働環境は益々劣悪なものとなっている。
バスをはじめ長距離トラックも厳しい環境におかれているようだ。
先日ニュースでトラックの衝突事故が500メートルおきに3台続いたニュースがあったように思うが、これも、過剰労働が一員ではないかと思う。
成果主義を追及すると同時に、その成果主義が労働賃金に大きく反映してくるようになると、働いている側は無理をしがちになる。
それはが結果として自己などの取り返しの付かない事態を引き起こすのだけれども、多くの人はそれがおこるまでは眼をつぶって知らない不利をしがちだ。
成果主義はつまりはどれだけの仕事をとってこれるかの競争がメインで、それを以下に安い経費で行なうことができるかと言うのが次についてくる。
会社としてはどんどん仕事を増やしたいので、営業費よりも経費の削減の方を優先しがちなのだろう。
それが間違っているとはいえないが、営業費用は競争が無ければ不要な費用だとも思える。
成果主義の競争が、無駄をそぎ落としているだけとは思えない。
先行きがどうも見えず、いったい世の中どうなっていくのか不安である。
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