忍者ブログ
クローズアップ現代を見て一言
Category :
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Category :
オーケストラを救えるか~深刻な財政危機~

過去の放送より

クラシックが題材のコミックは1500万部、CDは売上100万枚を超える空前のクラシックブームの一方で、経営危機に陥る地方のオーケストラが相次いでいる。
大阪フィルハーモニー交響楽団では、財政難を理由に自治体の補助金が削減され、楽団員のボーナスを大幅にカット。
累積債務は2億円に迫ろうとしている。
慢性的な赤字に悩むニューフィルハーモニーオーケストラ千葉では、労使交渉で賃金35%カットの提案が出され、労使交渉は難航、存続の危機に直面した。
経営危機の背景には、財政赤字を抱える自治体が軒並み、文化予算を切り詰めていることがある。オーケストラはもともとチケット収入だけでは維持できない構造的問題を抱えており、自治体や企業の経済的支援なしには成り立たないからだ。
こうした中、独自にスポンサーを探したり、徹底的な地域密着の活動で生き残りを模索するオーケストラも現れた。

「のだめカンタービレ」のコミックは空前の大ヒットとなり、クラシックのCDやゲームがあふれ、クラシックのイベントがニュースで取り上げられる機会も増えたと思う。
しかしながら、実際にクラシックを演奏するオーケストラの経営状況はそれほど改善されていないようだ。
CD、ゲーム、アニメ、ドラマと言ったところでは注目されるクラシックが、なぜ実際のオーケストラの集客効果にはつながっていないのだろうか。

まず、音楽を聴く環境の変化、生活習慣の変化が考えられる。
生演奏を聞く機会が少なくなり、そこに価値を感じ辛くなっているのではないかという気がする。

また、他の娯楽手軽なに対して価格が高いと言うのもあるかもしれない。
音楽を名まで聴く魅力を以下に感じてもらうかが課題のように思える。
PR
Category :
眠れないバス運転手たち~規制緩和の陰で~

過去の記事から

2月18日、大阪・吹田市でスキーツアーの観光バスが道路脇の橋脚に衝突し27人が死傷する事故が起きた。
運転していた21歳のバスドライバーは警察の取り調べに対し、「今月に入って休みは一日しかなかった」「うとうとしていて分離帯にぶつかった」と居眠り運転を認めている。
「激安」をうたう様々なツアーが溢れる陰で、ツアー会社から仕事を請け負うバス会社は激しい価格競争に晒されている。
7年前の規制緩和によって、バス会社の数は1.6倍に急増。
厳しい経営を強いられる会社が増えるなか、ドライバーの労働環境は益々劣悪なものとなっている。

バスをはじめ長距離トラックも厳しい環境におかれているようだ。
先日ニュースでトラックの衝突事故が500メートルおきに3台続いたニュースがあったように思うが、これも、過剰労働が一員ではないかと思う。

成果主義を追及すると同時に、その成果主義が労働賃金に大きく反映してくるようになると、働いている側は無理をしがちになる。
それはが結果として自己などの取り返しの付かない事態を引き起こすのだけれども、多くの人はそれがおこるまでは眼をつぶって知らない不利をしがちだ。

成果主義はつまりはどれだけの仕事をとってこれるかの競争がメインで、それを以下に安い経費で行なうことができるかと言うのが次についてくる。
会社としてはどんどん仕事を増やしたいので、営業費よりも経費の削減の方を優先しがちなのだろう。
それが間違っているとはいえないが、営業費用は競争が無ければ不要な費用だとも思える。

成果主義の競争が、無駄をそぎ落としているだけとは思えない。
先行きがどうも見えず、いったい世の中どうなっていくのか不安である。
Category :
にっぽんの“頭脳”はいかせるか~苦悩する博士たち~

今、「博士号」を取得しても、希望の職に就けない人が急増している。
90年代に国が科学振興の一貫として博士課程の学生数を2倍以上に増やしたにもかかわらず、大学でのポストが増えないからだ。
欧米では産・学が緊密に連携し、"ドクター"が、最先端の技術開発をひっぱっているのと対照的である。
不安定な身分のまま働き、中には40歳になっても年収は400万円、企業への就職もできず、派遣社員として生活している人もいる。

日本の学力低下や、大学のレベルの低下が騒がれている。
例えば、日本の最高峰とされる東京大学も世界的なランキングで言うと順位はかなり低い。
以前、番組でも数学オリンピックなどのコンテストでの日本の奮闘が放送されていたが、技術、計算と言ったことに対する日本のレベルの低下の原因はこういったところにもあるのかもしれない。
Category :
“レアメタル”ショック~激化する資源争奪戦~

いま、レアメタルを手に出来ないハイテク王国ニッポンの未来が危ぶまれている。
レアメタルの価格が高騰しているのだ。
液晶テレビの表面に透明電極膜を作るのに必要なインジウムはこの5年間で高いときには10倍以上に。
また、自動車部品や精密機械の加工に使う超硬工具の主原料タングステンは4倍以上に跳ね上がった。
貴重で、埋蔵地に偏りがあるレアメタルをめぐり、世界規模での争奪戦が激化している。
危機感を募らせた資源エネルギー庁は去年秋からレアメタルの安定確保に向けた議論を開始。
国家プロジェクトとして地球規模での探鉱開発、国内のリサイクル実験や代替材料の開発を行っていく方針を固めつつある。
商社の中には、これまで依存してきた中国から手を引き、新たな産出国を開拓しようと乗り出した企業も現れ始めている。
多国間競争の中で苦戦を強いられている日本。その現状と課題を伝える。

以前、廃品からレアメタルを発掘する人が取り上げられていた。
古い機種のパソコンなどの電化製品からレアメタルを抽出し換金するのだ。

ハイテク機器はレアメタルが欠かせない。

現在、こういったレアメタルのみでなく、様々な資源の奪い合いが激化しているように思える。
エネルギーしかり、食料しかり。
資源が乏しい国日本はますます厳しい立場に追いやられそうだ。
Category :
苦悩する石油大国~サウジアラビア~

過去の放送から

世界最大の産油国サウジアラビア。
原油高による好景気に沸くこの国で、今一番の問題となっているのが、働かない若者の増加だ。
国の収入の8割が石油の輸出でまかなわれ、教育費から医療費まですべての公共サービスは無料。納税の義務も無い。
「働かなくても食べてゆける」状況に労働意欲を失い、若者の失業率は30%に達している。政府は、技術者を養成する職業訓練校を各地に設立するなど、失業対策に乗り出しているが、原油高の中、国民の危機意識は薄く、効果は上がっていない。
時間をもてあました若者の中には、ネットを通じて洗脳され、アルカイダのテロリストになるケースも少なくない。
原油高がもたらした好景気の下で苦悩するサウジアラビアがそこにある。

化石燃料はいずれは枯渇する。
また、地球温暖化問題もふくめて考えると、化石燃料の今後の立場は少し筒弱いものになっていくだろう。
そうなったときに、今のサウジアラビアがどうやって生き残っていくのか。
それが国としての課題なのだが、実際の若者たちはそういった問題には無頓着のようだ。
確かに、これまで豊かな生活を送り続けてきたのだから、金銭的には感覚がぼけているのかもしれない。
日本人の平和ボケのようなものだろうか・・・。
ブログ内検索
カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
最新コメント
フリーエリア
Copyright © クローズアップ現代な人々。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Template by Ninja☆BT
忍者ブログ [PR]